主食の栄養バランスが良くなる工夫
ご飯は味がないがアドバンテージ
ご飯は味がないから、塩味のあるパンとは違いさまざまな組み合わせが可能です。味がなくても、主役を演じることがでいる栄養的バランスと、存在感があるのです。また、味のある主菜や副菜そのほか主食のカレーなどと違い、味がないから飽きないというめんもあるのです。
ふりかけなどの塩味はほどほどに
子供は、ふりかけごはんや卵かけご飯などのトッピングが大好き。そのため御飯だけで満足してしまい、主菜や副菜は手つかずなんてことも多いはず。
主食のある朝食は脳を活発に
脳のエネルギーは炭水化物の糖質だけです。朝は、脳のエネルギー源の糖質が不足しています。朝食の主食でしっかり脳のエネルギーを蓄えましょう。
ゆっくりと、よくかんで
噛むことにも栄養があるとよく言います。噛むことでその栄養素の消化吸収もよくなります。また、あごの筋肉の発達や脳を活発にする働きもあります。
子供の好みよりバランスを大切に
カレーライスやチャーハンなどの、ご飯の上にほかの料理をのせたり、混ぜたいるする料理が子供は大好きです。このような料理は主食、主菜などいろいろと迷うところだと思いますが、基本的に主食として考えます。基本は「主食」「主菜」「副菜」を別皿にした定食スタイルがお勧めです。
管理栄養士が食育について詳しく解説
食事のバランスと適量
私たちの周りには、様々な食品があり、好きな時に好きなものを好きなだけ食べる事ができます。しかし、好きな物だけ食べては偏った食事になり肥満や痩せの原因になります。バランスの良い食事を心がけましょう。
成長期の適量の基礎知識
学童期をはじめとする成長期には、体の骨格が急成長します。その際に成長に必要な多くの栄養素を必要とします。しっかりした体を作る為、必要な栄養素はしっかり食事から補給するようにしましょう。
心身の発達と食習慣
食事は、空腹を満たすものと現代の若い人たちは思いがちですが、食事は家族団らんの場でもあります。できるだけ家族で一緒に食事をするようにしましょう。
病気にならない食事
古くから中国では、医食同源という言葉があり、食事は治療の一部であると考えられてきました。しかし、現代社会では過剰な栄養摂取は病気の原因でもあり正しい栄養管理が必要です。
食べた物はどこへ行く?
私たちが食事で摂取したものは、胃腸で消化・吸収をされます。そして、消化吸収されなかったものは便として排泄されます。便の状態で体調を知ることもできます。
食の安全対策
食は「美味しさ」や「安さ」も重要ですが「安全」でなければいけません。日本で販売されている食品は、安全である認識が一般的になっていますが、発展途上国などでは、細菌やウイルスによる食中毒や化学物質の混入などにより食事が原因で亡くなる方も少なくありません。新鮮で安全な食品は、見た目、臭い、触感で判断される方もいらっしゃるかもしれませんが、細菌やウイルスの増殖や化学物質の汚染などは見た目で判断することは難しく、また価格が高い商品は安全だと思われがちですが、必ずしもそうとも言えないのも現実です。食品の鮮度は、温度管理など適切に管理された状態で保管されたか、衛生的な陳列棚で販売されているか、原産地(原産国)などここでは、家庭でできる食に関する安全対策についてご説明します。安全な食品の選び方スーパーに売られている食品を購入しようとする際は、食品の見た目や触感、香り、値段などを参考にしながら、新鮮でおいしい食品を選ぶことが大切です。安価過ぎるものはどうしても不安に感じてしまいますが、高価だからといって良い食品であるとは限りません。そこで重視したいのが食品の陳列状態です。食品を買いに行く際は、その店では食品の種類に応じて、適切な温度で管理されているか、長時間日光にさらされる場所に食品を置かれていないか、陳列ケースは清潔かなどを確認することをおすすめします。また、一度にたくさんの食品を買いだめしてしまうと、使い切る前に賞味期限が過ぎてしまったり、品質を悪くしてしまったりすることがあります。必要な分だけを購入し、品質が保障される期間内に消費するようにしましょう。食品に付いている表示について知ろうお店に陳列されている食品には、安全かどうかを判断するための情報が記載されています。食品を購入する際に、確認しておきたい表示項目を、以下でご紹介します。「賞味期限」と「消費期限」食品表示には、原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、製造社名が記載されています。ここで見間違えやすいのが「賞味期限」と「消費期限」です。賞味期限は、加工肉、菓子類、缶詰などの常温で保存が可能な食品に表示されており、「開封しない状態で、表示される保存方法に従った状態で保存した場合に、おいしく食べられる期間」の目安を示すものです。一方、消費期限は生ものや冷蔵保存が必要なものなどに表示され、「開封しない状態で、表示される保存方法に従った状態で保存した場合に、食べても安全な期限」を示しています。原材料に関する情報を知るための表示加工食品の中には、カロリーや栄養素について記載した栄養成分表示が付いているものがあります。さらに、最近では食品添加物やアレルギー原因物質の有無について詳しく記載されているものもあるので、家族にアレルギー体質の人がいる場合は、よく確認しておきましょう。国が定めた品質を保障するマーク食品の包装や容器には、食品表示以外にも国が定めた「マーク」が付けられています。JASマーク、有機JASマーク、特定保健用食品(トクホ)マークなどは、目にしたことがある人が多いかもしれません。これらは、国の基準にもとづき、食品に含まれる成分や味、香りなどについて、一定の品質が認められているという証です。せっかく注意深く選んだ食品も、購入先から自宅に戻る間に傷めてしまっては、元も子もありません。生ものには保冷バックを用いるなど、より安全な状態で持ち帰るような工夫をするようにしましょう。家庭でできる食に関する安全対策について!家庭でできる食に関する安全対策について!現在は、日本で販売される食品は安全であるという認識が一般的になっていますが、安全で健やかな食生活を送るためにも、消費者自身も新鮮でおいしい商品を選ぶ習慣を身に付ける必要があるでしょう。